クリスマスが近づいてきました。
子供たちに、
サンタクロースから
貰いたいプレゼントを
聞いているのですが、
今年は様相が違います。
まず、弟くんが、
「サンタクロースなんかいないよ」
と言い始めました。
親としては、
「信じなくなったら、来なくなるんだよ?」
と諭すしかないのですが、
「いいよ。もう卒業する!」
の一点張り。
欲しいものもわからないし、
サンタとしてもどうすることも
できないでしょうから、
今年は本当に来ないかもしれません。
それに対して、お姉ちゃん。
サピックスの保護者会で、
国語の先生が、
世の中にはいろんな意見があることを
わかってもらうため、
サンタクロースがいないと言うことも
教えると話されていましたし、
もう5年生なので、
友達とも色々と話をしていると
思うのです。
でも、お姉ちゃんは、
まだプレゼントが欲しいようで、
サンタクロースへの疑念と、
プレゼントへの欲望を、
次のように折り合いをつけました。
クリスマスに
プレゼントをくれる
みんなが
サンタクロース
なんだよ
日本の歴史を紐解いても、
宗教の解釈はその時代に合わせて、
変わっていきます。
仏教だって、
はじめは
厳しい修行が求められていたのに、
鎌倉時代には念仏唱えるだけで
良くなりましたし、
仏教と日本古来の神道が
今でも、
うまく折り合いを
つけてますし
娘のサンタクロースの解釈も、
時代と年代に合わせ、
進化したのではないかと
思います。