教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

塾代に救いの手を!

はっきり言います。

塾代が高すぎることについて、僕らは声を大にして抗議すべきです

学習塾が暴利を貪っているとは申しません。
情報収集、カリキュラムの設計、教材の作成、タイムリーなテストの推進、日々の授業の運営。。。

授業料相応のコストがかかっていると思います。


ただ、高度な教養を身につけさせるために、親が自腹で、子供一人につき、毎月10万円近い金額を拠出しないといけないのはおかしいと思うのです。

子供一人なら、まだマシですが、2人以上の子供がいると、もうこの教育費の捻出は、現実的ではないでしょう。。。

そもそも我が子に高度な教養を身につけさせることが、はたして単なる贅沢行為なのでしょうか?

こちらの記事に、非常に興味深いグラフが載っています。

年収でこんなに違う 所得・消費税、あなたの負担は:日本経済新聞

こちらのグラフです。

なんと、全人口の約4%が、日本の税収の約50%を支払っているのです。

この人たちは、平均的な日本国民の25倍もの税金を払っているんですよ。

そして、僕らサピ親は、我が子を、この25倍税金を払う人材に育てるべく、大金を投資しているのです。

日本の税収の半分を支える数パーセントの人間になれるよう、サピに通わせているのです。

それなのにです。

我々サピ親は、国から何の支援も得られないまま、働けど働けど生活に窮しているのです。

うちなんか、子供3人いますからね!

一人目をサピに行かせるために、車売りましたからね!

それでも、家計は真っ赤ですからね!


ただ、うちは、一人だけでもなんとかサピに通わせられているだけでも幸せなのかもしれません。

家庭によっては、価値観も異なりますし、仕事内容によっては、本人の努力に関係なく、十分な報酬を得られないケースも当然あります。


つまり、現実問題として、子供は生まれた家で、どんな教育を受けられるか決まってしまっているのです
そんな不公平なことがあって良いのでしょうか?

世の中には、恵まれない家庭に生まれながらも、一生懸命に頑張って、東大に入った子もいるでしょう。

ただ、そんな子は、本当にレアケースです。


現実には、子供に勉強させたくても、十分な環境を与えられない家庭がいっぱいあるのです。

実際問題として、公立小学校の授業だけだと世の中が求める高い教養は得られていないのです。

今の時代はもう「塾通いは金持ちの道楽」ではないと思うのです。

参院選が近づいています。
候補者の方々は、
「老後2,000万足りないとは何事だ!」
とか怒るより前に、将来、溢れる高齢者となる僕ら世代を支える次世代の育成に力を入れる政策を提言すべきではないでしょうか?


上記のサイトで、政見放送で各党が使っていた言葉を分析されています。

当然といえば、当然ですが、サピックスの「サ」の字も入っていません。

唯一、日本維新の会が「機会平等社会を実現」するため、高校や大学の無償化を掲げていますが、その高校や大学へ入るためのコストまでは、言及されていませんでした。

サピ代を無償化することを公約に掲げる政党が一つくらいあったらいいのになぁと思います。


残念ながら僕は立候補してないので、賛同される方は、投票の代わりにこちらをポチっと押してください!

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