教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

算数の神は細部に宿る

たまに、ネット上で、
答えは合っているのに、
先生が想定している解き方じゃないからと言って、
減点された子の親が、
答案をアップして、先生を吊るし上げているのを見かけます。


この程度で日本全国からバッシングされるような職業って、しんどいなと個人的には思ったりするのですが、それはさておき。。。

その先生がどのような考えで減点しているかはわかりませんが、一概には間違いとは言えないと思います。

確かに、この子は、このテストでは減点されますが、ここでの減点を真摯に受け止めた方が、最終的には、学力が上がる可能性があるからです。

以前にも、算数は問題を解く経過が大切と書きました。

サピの先生も常々、指導されているみたいですが、例えば、

円周率の"3.14"の掛け算は最後に1回だけまとめてやる

とか、

掛け算と割り算が混ざっているときは、なるべく割り算を先にやって、数を小さくしてから掛け算をする

とか、そう言った細かなことの積み上げでミスも減り、難問にも対応できるようになると思うのです。

なので、パパ勉の際にも、基礎力トレーニングで、サピ子が、先に円周率を計算したり、大きい数の掛け算をしてから、割り算をしているのを見かけると、絶対にやり直させます。

「答え合ってるのになんで???」

とか聞いていきますが、

少し前なら、
答えばっかり合わせにいく子は、将来『正解主義者』になって日本を滅ぼすからやめなさい!
とか言ってたのですが(笑)、最近は、

「確かに入試だったら、答えが合ってたら、丸にしてくれるとは思うよ。でも、今は決まったやり方でできるようになるトレーニンだから、我慢してやってみて。きっと解くのが早くなって、計算ミスも減るから
と言うようになりました。

ただ、こういう事って、先生ももちろんそうですが、僕ら親も、なかなか気付けないんですよね。。。

さすがに、問題を解いているところをじっと見続けるのは現実的ではないので、家では、基礎力トレーニングも、きちんと途中の式をノートにきれいに残すように言っています。

ノートの見開きの左側に、式と答えを書かせ、右側に、筆算とかの計算のメモを残させています

それで、例え答えが合っていても、解き方に違和感があるときは、指摘するようにしています。

それでも、なかなか難しいですけどね。。。


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