教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

初めて「戦争」を知った時の思い出

楽しい夏休みの最中ですが、
年に一度くらいは戦争のことについて本を読むことにしています。

子どもにも、そろそろ戦争の話をした方が良いなと思っています。

僕も、かつて日本が戦争を経験したという事実は、母親から教えられたので、よりそう思うのかもしれません。

それは、まだ僕が小学校低学年の頃のことです。

ちょうどお正月が明けた頃だったと思います。

我が家に年配の男性が訪ねてきました。

僕は面識がなかったのですが、母親の知り合いのようで、小一時間話をして帰られました。

帰り際、その男性が母親にポチ袋を渡したのを僕は見逃しませんでした。

これは、少し遅めのお年玉に違いありません。

男性が帰った後、僕はすぐに母親に詰め寄りました。

僕「さっきのおじちゃん、帰るときに、お年玉くれたやろ?あれちょうだい」

母「ああ、別にええけど、中身10円やったで」


僕「え?どういうこと?」

母「あのおじちゃんな。戦争を経験してるねん」

母「戦争の時な、10円がすごい大金やってんで」

母「だから、おじちゃん、今も10円で何でも買えると思ってて、10円くれはったんやと思うで」

母「戦争で、日本はアメリカに負けてんけど、空からいっぱい爆弾降ってきて大変やってんで!」

・・・という話を聞いて、僕はかつて日本が戦争をしたという事実を知ったのでした。





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