第二次大戦時パラオ諸島のペリリュー島での激戦を描いた超名作「ペリリュー 楽園のゲルニカ」の最新刊が先月出たのでさっそく読みました。
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 7 (ヤングアニマルコミックス)
- 作者: 武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2019/07/29
- メディア: コミック
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まだ読んだことのない方は、こちらからどうぞ。
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)
- 作者: 武田一義,平塚柾緒(太平洋戦争研究会)
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: コミック
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まだ完結していませんが、読み始めると止まりません。
可愛い感じの絵柄ですが、テーマがテーマなだけに、内容はかなりグロテスクです。
これが、ホラーでもなんでもなく、史実に近いんですよね。。。
昭和19年という敗色濃厚な状況で、 1万人近い兵隊がこの島に送り込まれ、米軍の侵攻を足止めすべく、この島で徹底抗戦を命じられます。
ただ、「抗戦」というよりサバイバルに近いです。。。
本土から命令していた人たちは、こういう状況を認識したうえで、命令していたのでしょうか?
命令していた人たちって、今で言うと、小学校からサピに入って、αクラスにずっといて、いい学校入って、高度な教育を受けたエリートです。
このエリート達が、もう少し上手くやっていれば、あんな悲劇は起こらなかったんじゃないかと思うのですが。。。
そういう意味では、今の子どもたちも、今後の未来を背負っています。
サピに行って、いい学校入ったにも関わらず、沢山の人に迷惑をかけるような人になる可能性もあると思います。
そうならないように、親ができることをしっかりやっていかないといけないですね。