教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

下位クラス親の心得

サピックスの生徒というと、
御三家に合格できる超優秀層を
イメージするかもしれません。

ただ、そういう子たちは、
サピックス偏差値で、
60を超える子たちです。

偏差値という数値の性質上、
60を超えるのは、
上位16%だけなのです!

サピックス生のうち、
5名に1人もいません。

その反面、当たり前ですが、
サピックス偏差値が50未満の子は、
2人に1人もいます!

・・・というわけで、
今回は、我が家のような
下位クラスの子の親の心得を
おこがましくも書いてみようと
思います。

怒らない、叱らない

心理的安全性」とか、
高尚な話ではございません。

怒られるようなことをして、
怒られてもいうことを聞かないから、
下位クラスにいるのです。

いちいち怒っていると、
常にに怒り続けることになり、

お互い気分が悪くなる一方なので、
怒る以外の方法を模索した方が良いです。

テスト結果に一喜一憂しない

まず、テスト結果が悪いのは
当たり前だという認識が大切です。

だって、
下位クラスにいるんですから。

学力は複利計算です。

まとまった時間勉強すると、
今の学力に対して、
何%か伸びます。

つまり、
元の学力が低ければ、
どれだけ勉強しても、
伸びる量は知れています。

一方で、
稀にテストで良い結果が
出ることもあります。

でも、ここで喜んではいけません。

たまたま
直前に見かけた問題が出たとか、
何故か得意分野だったとか、
単なるラッキーなだけです。

「こういう時くらい、
子どもを褒めても良いのでは?」

とも思いますが、
褒め方には注意しましょう。

僕も、小学生の時、塾通いでした。

今のサピックスと同じように、
クラス昇降を伴うテストが、
定期的にありました。

で、上がったり下がったり
していましたが、

正直なところ、
努力量とは関係なかったです。

にも関わらず、
成績が下がると怒られ、
上がると褒められても、

「あ、ちゃんと見てくれていないな」

と子どもながらに思っただけでした。

そのため、
褒める対象は結果ではなく、
その過程だと思います。

「今日は頑張ってるね」
「弱点をやり直してるね。えらいね」

とかですね。

つきっきりで見る

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下位クラスの段階では、
子どもが勉強している際は、
つきっきりで見た方が良いです。

まず、見ておかないと、
机にすら向かわない可能性が
あります。

机に向かったとしても、
答えを写したりとか、
ズルをしている可能性もあります。

悪気があるのではなく、
答えを見ないと先に進めないとか、
答えを写すことが勉強と
思っているかもしれません。

また、
しっかりやっているように見えても、
学力に結びついていない可能性もあります。

例えば、漢字の学習ですが、
たまにその言葉の意味を聞いてみてください。

答えられない可能性があります。

うちでも、
「さんぴりょうろん」
という言葉を、
「賛否両論」
と漢字で書くのはできるように
なってましたが、
意味を知りませんでした。

単に丸覚えしただけなのです。

そんな覚え方をしてるから、
すぐに忘れるのです。

よく、高偏差値の子が、
「丸暗記ばかりして、頭でっかち」
と揶揄されますが、

その子らは、
漢字や花の名前や年表を
体型づけて整理できているから、
知識が定着するのです。

丸暗記しようとして、
速攻で忘れているから
下位クラスなのです。

今回は、3つの心得について
書いてみましたが、

他にも親が気をつけるべきことが、
たくさんありそうです。

なお、うちは、
この3点すらうまくできていないので、
弟くんは、未だに下位クラスに
喘いでいます。。。


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