教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

学力向上のためのステップ

林修先生の
「受験必要論」という本があります。

この本の中で

本気でやって成績があがらない場合は、
何が原因なんでしょうか?

という質問があり、
それに対して
林先生は、
こう答えています。

まず、本人はやっているつもりでも、
実は単純に量が足りない場合があります。

そして、仮に量的には十分であっても、
その基礎が抜けていて、
実は身になっていない
という
場合もあります。

本当にその通りだと思います。

量を確保して、
しっかり基礎を固めて初めて
難関校への挑戦権が
得られるのだと。

そこで、
難関校チャレンジのための
こんなピラミッド図を
作ってみました。

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第1段階 時間を確保する

サピックスから求められる
家庭学習にかかる時間は、
うちでは、おおよそ週20時間です!

理解の早い子はもっと短い時間で
こなせるかもしれませんが、
うちでは、これくらい必要です。

前にも書きましたが、
週20時間の勉強時間を
確保するには、
相当の可処分時間を
割り当てなければ
なりません。

弟くんは、

サッカーのクラブチームを
4年生で辞めました。

テレビ番組も
週に1,2時間くらいしか
レギュラーではみてません。

ゲームも週に2,3時間程度しか
やらせてもらえてません。


御三家とかじゃなくても、

中学受験をする子は、
これくらいの勉強時間が
求められるのです。

本当にここまで
やらせることが
子どもにとって
良いことなのかは、

意見が分かれると思いますよ。

僕自身も、わかりません。


第2段階 たくさん丁寧に文字を書く

時間の確保ができた後、
やるべきことは、
字をたくさん書くことだと思います。

僕もアルバイトで
塾講師をやっていたことが
あります。

その時、気づいたのが、
成績が伸びづらい子の特徴の一つが、
文字を書くことを惜しむことでした。

算数の問題を解く際にも、
なるべく頭の中で
計算しようとするのです。

なので、暗算が得意な子が、
ある程度問題が複雑になると
問題が解けなくなるケースが
多かったように思います。

脳だけで覚えられる
情報量なんて
たかが知れているのです。

その頭の中で考えたことを
都度書き出していかないと
忘れていってしまうのです。

特に、難関校の入試で
出る問題は、頭の中だけでは
解き切らない情報量を要する
問題がでます。

そのため、紙に書き出すことは、
非常に、重要です。

また、漢字や社会とかの暗記も
手を動かすことが重要かと思います。

にも関わらず、
成績が下位の子ほど、
普段、文字を書く労力を
異常に惜しみます。

その結果、
頭の中でパニックに
なってしまったり、

雑な字を書いて
読み間違えて
自爆したり

普段、
雑な字を書いているくせに、
本番で、急に丁寧に字を書いて、
時間が足りなくなったり
するのです。

たくさん字を書いて、
丁寧にかつ速く
字を書けるようになることが、
第2段階です。

この第2段階まで
行き着いたとしても、

なんと成績は伸びないのです。

これが、
下位クラスの子の
つらいところです。。。

第3段階 基礎力をつける

第2段階までで
まともに勉強に取り組めるようになったら、
いよいよ成績につながることが
できるようになります。

ただ、「急がば回れ」です。

とにかく
基礎的な問題を
何問も解いて、
しっかり身につけることが
大切です。

無意識に解けるくらいに
なるよう、
数をこなすことが
基礎学力の定着に
つながると思います。

第4段階 難問を解く

この第4段階こそが、
サピックスの強みだという
イメージが強いのではないでしょうか。

単なる丸暗記ではなく、
論理的に物事を考え、
長い文章も構造的に整理し、
その上で、第3段階で培った
基礎力を駆使して難問に
立ち向かう力をつけるのだと
予想します。

恥ずかしながら、
去年のお姉ちゃんの
受験の際にも
この域に達しなかったので
我が家にはノウハウがないです。。。


というわけで、
うちは第1段階がなんとか終わり、
第2段階で奮闘中です。。。

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まだ成績が上がらないでしょうが、
我慢の時ですね。。。


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