教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

偏差値って何?

2月の勝者という中学受験漫画を
読んでいます。

君たちが合格できたのは、父親の「経済力」、そして、「母親の狂気」

という強烈な台詞で始まる漫画です。

最新刊が今月出ましたね。


中学受験漫画なので、
やはり偏差値が話題になります。

ふと、「偏差値って何?」
ってことが、気になり出したので、
調べてみました。

学力を評価するとき、
毎回のテストの点だけでは、
判断つかないケースがあります。

例えば、同じ300点をとったとしても、
平均点が250点の時と、300点の時では異なります。

順位で判断するとしても、
全体の人数が変わるので難しい。

そこでよく使われるのが、偏差値です。

50を基準として、60を超えると、上位15%、70を超えると、上位5%くらいと推計できます。

なお、算出方法は、以下のとおりです。

偏差値 =(得点 - 平均点)x 10 ÷ 標準偏差 + 50

なお、標準偏差というのは、平均点から大体どれくらい離れているかを表したものです。

標準偏差が大きければ大きいほど、点数のばらつきが大きいことを示します。

例えば、
平均点が280点で、標準偏差が50の場合、
280±50点、つまり230点から330点の点数が全体の約68%を占めていることを指します。

平均点が280点のテストで、
300点だった場合

標準偏差が50なら偏差値は54.0となり、
標準偏差が80なら偏差値は52.5となります。

トップクラスの子で9割の450点を取ると、

標準偏差が50なら偏差値は84です。
でも標準偏差が80なら、偏差値は71.3まで落ちます。

このように、点数のばらつきが大きくなると、
トップの子の偏差値はかなり落ちるのです。

うちの子は、ばらつきによって、偏差値が大きく変動するようなポジションにいないので、今のところは関係ないのですが、
近い将来、トップ争いをするようになった暁には、偏差値の上下で一喜一憂しないよう今から心の準備をしておこうと思います。

ところで、過去のテストの娘の得点と偏差値、あと平均点から、標準偏差を計算してみました(サピックスオープンを除く)

標準偏差 = (得点 - 平均点) x 10 ÷ (偏差値-50)

その結果が以下です。

2019年1月から3月 64.7
2019年4月から7月 71.0
2019年8月以降 79.0

ジワジワとバラツキが広がっています。
トップクラスの子の偏差値は、学力が維持できていても、下がったように見えているでしょう。

6年生に近づくにつれて、子供たちの実力差が出始めているのではないでしょうか?

下位クラスにいて、特に学力が上がったわけでもないのに、何故か偏差値が上がった場合は、
逆に取り残されつつあるサインかも知れません。。。

なんとか先頭集団に追いつける位置はキープしておきたいものです。。。


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