大学の受験勉強をしていた頃の思い出話です。
高校3年生になってから、主に次のような受験対策をしていました。
- テレビゲーム類(ファミコンとスーパーファミコン)は、全部ダンボール箱に入れ、ガムテープでグルグル巻きにして封印
- 当時「少年ジャンプ」を読んでいたのですが、受験が終わった後読めるように、購入はするものの、本屋の紙袋に入れたまま積読
- テレビは、毎週のレギュラー番組を2つに制限
当然のように彼女なんてできたことはなかったし、インターネットもなかったので、僕の娯楽って、ゲームと漫画とテレビしかなかったんですね。。。
で、3つ目のテレビ番組ですが、レギュラー番組として選んだのが、関西にいたので、言わずと知れた「探偵ナイトスクープ」と、あとは当時の深夜のネタ番組だった「爆笑BOOING」という番組でした。
観客が面白くないと思ったら手を上げ、10人手を上げたら、そこでネタを打ち切りというすごい番組でした。
むちゃくちゃ面白くて、涙が出るくらい笑って、しばらく立っていられないようなこともありました。
この、番組が僕の殺伐とした受験生活を支えてくれたと言っても過言ではないでしょう。
20年以上前の番組ですが、当時活躍していたコンビは、今となればそうそうたる面々です。
覚えている範囲で書いてみると、こんな方々です(順不同)
あと、当時は関西での東京の芸人さんへの風当たりは強く、爆笑問題やくりぃむしちゅー(当時、海砂利水魚)が玉砕してきたのを覚えています。
また、松口VS小林というコンビでよくわからないプロレス漫才をやっていた(すみません汗)、松口さんは、後にハリガネロックというコンビで、M1にも出場されていましたし、小林さんは、今の、ケンドーコバヤシさんです。
ネタはあまり覚えていませんが、よくすべっていた(度々すみません)、ビリジアンというコンビには、あの小藪千豊がいらっしゃいましたし、
スミス夫人という、名前からして不思議な感じのコンビは、毎回独自のワールドを展開していて、最初は意味がわかりませんでしたが、繰り返し見えいるうちに、虜になっていたのを覚えていますが、そこには、なだき武さんがいらっしゃいました。
この前、ふとNHKの朝ドラ「スカーレット」を見ていたら、T・K・Oの木本武宏さんが出ていたので、ふと思い出し、この記事を書きました。
T・K・Oさんなんて、全国区のテレビに出始めたのはここ数年の話ですもんね。
今、スーパースターとなっている芸年さんたちにも10年とか20年とかむちゃくちゃ長い下積みがあった方もいらっしゃいます。
本当に努力と忍耐というのは時にすごい力を発揮するものだなと、こういう芸人さんを見て思うのです。