教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

withコロナ時代の中学受験

今後もコロナと寄り添う!?

日本では、
コロナの新たな感染者が
減ってきています。

ただ以前は、
今よりも低い水準から
感染者数が一気に増えて、
緊急事態宣言に至りました。

また、世界に目を向けると
感染者数は、
依然として増え続けています。

ワクチンや特効薬が開発されるまでは、
僕らは新型コロナと寄り添って
生活せざるをえないのかもしれません。


もう元には戻れない

また、自粛生活の中、
背に腹を変えられず、
今まで、なかなか取り払われなかった
制約が一気に無くなりました。

自宅での仕事が標準になり、
会議もオンラインです。
もちろん出張も不要です。
紙とハンコの手続きも、
必要最低限まで絞られたと思いますし、
まだ残っているところも、
今後なくす方向で検討が進むと思います。

先進的な企業は、
この経験を通じて、
コロナが落ち着いても、
今のワークスタイルを残し、
さらに進化させるでしょう。

未来の働き方を
知ってしまったのです。

僕らサラリーマンも同じです。

朝の満員電車に乗るために、
必死に早起きなんか、
もうやってられません。

家族との団らんを犠牲にして、
深夜までオフィスで働くなんて、
もう無理です。

今までがどれだけ
異常だったかを身をもって
知ってしまったわけです。

学校教育への影響

学校教育も同様に
変化が起こっています。

インターネットの
授業が始まりました。

おそらく、これまでも
インターネット活用の
検討はされていたかと
思います。

しかし、生徒への「公平性」の観点や、
一部教員のリテラシーを配慮して
なかなか踏み込めなかったかと
思われます。

それが、背に腹は代えられぬ状況となり
一気に推し進められました。

今は黎明期ですが、
今後、学校教育は大きく変わる
可能性を秘めています。

だって、みんなが
同じ教室で同じ授業を
受けなくてよくなるんですよ?

そしたら、学力に応じた、
動画を何種類か用意するだけで、
子どもたちは自分のレベルに合った
授業を受けることができるんですよ。

これが、本当の意味での
「公平な」教育環境ではないでしょうか。

これまで、
より高度な教育を受けるためには、
子どもの勉強したいという意欲よりも、
親の経済力が
重要になってしまっていました。

ここまで国が成熟しているのに、
親がお金を持っていないと
高度な教育を受けられないって、
なんなんです?

この格差を是正する一つの出口が、
ネット授業の普及にあると思います。

そしたら、落ちこぼれや浮きこぼれ
子どもたちは一気に減るでしょう。

授業のコンテンツは、
各単元で、
日本で一番教えるのが
うまい先生がいたら、
事足ります。

そうすると、他の学校の先生は、
学校で教科を教えたり、
教材を作ったりする負荷は、
格段に減るでしょう。

その分、子どもたち一人ひとりに
今以上に寄り添って、

学習が進むように、
サポートしたり、

インターネットを
うまく活用できない
子どもたちを
手厚くフォローしたり
してくれるのかな?


と勝手に期待しています。

私立中学校も変わる!?

さてサピック生が目指す
私立中学校の教育は、
公立以上に急速に
変わっていくでしょう。

欲しい生徒も
変わってくるかもしれません。

そもそも、
世の中がこんなに大きく
変わろうとしている中で、

黙々と「桑畑」の地図記号とかを
暗記する生徒を
欲しがるとは思えないのです。

名門私立中学校に通うような
子どもたちには、
僕らの世代では解決できなかった
世の中の問題に取り組める
人材になって欲しいです。

戦争や災害対策・復興だけでなく
コロナのような
世界レベルで広まるウィルスにも
立ち向かって欲しいと思うのです。

塾も変わる!?

今の6年生は混乱の真っただ中にいます。

もちろん塾の方も苦悩しているかと思います。

仮に6月くらいから再開できたとしても、
すぐには昨年と同様の授業には
戻れないでしょう。

授業再開後、
万が一、教室でコロナ感染が
起こってしまったら、
再び通塾できなくなるでしょう。

また、どれだけ塾が気をつけて、
感染を防ぐことができたとしても、
世の中的に感染者が広まれば、
また自粛が必要になる恐れもあります。

そのため、どのような状況になっても、
子どもたちの学力を向上できる
仕組みが塾には求められるでしょう。

今後、塾に通えなくなった途端に、
教育の質が下がるうえに
授業料は据え置きみたいなのは、
まかり通らなくなるでしょう。

そのため、
授業の進め方、学習の進め方は
大きな変革が求められると
思います。

例えば、サピックスでは、
休校の期間、
毎週の授業の代わりに
使用する教材に加えて、
動画と学習アドバイスのテキストが
生徒向けに、
ネットで配信されています。
(教材は紙で、郵送されます)

授業が再開されたからと言って
これらがなくなってしまうと
かなり不便ではないでしょうか?

先日も書きましたが、
小学校の授業が夏休みを短縮して
実施される見込みです。

そうすると、
夏休みの過ごし方も、
これまでとは異なるはずです。

また、
秋からの追い込みの仕方も、
何かしらの変革が必要になると
思います。

受験勉強のやり方も変わる⁉︎

そして子どもたちの受験勉強のやり方も
大きく変わるでしょう。

端的にいうと、
自宅へのシフトが
大きくなると思います。

もちろん普段の自宅での学習量は
多いですが、
土曜特訓や夏期講習、
また、秋からはサンデーサピック特訓
と呼ばれる特訓が行われ、
学力に強化の大きな力になっていたと
思います。

これらの一部または全部を
自宅学習で補わないといけない
可能性があるのです。

そのため、親は、
より一層自宅で学習できるような
環境を整備した方がよいでしょうし、

これまでもそうでしたが、
塾でやってくれていた、
学習スケジュールの策定や、
進捗管理をする必要性が出ています。

でも、仕事などの関係で、
なかなか子どもの受験勉強に
関与できない家庭もあるはずで、
僕の方も徐々に仕事のボリュームが
増えてきてこれまでのサポートが
難しくなってきていますし、
ママは、末っ子につきっきりです。

そのため、
個人的に、塾に期待しているのは、
個々の子どもたちの学習の状態を
把握して、今後何の勉強をどれくらい
やればよいかを的確に
アドバイスしてくれることです。

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